愛媛の伝統工芸

陶器の町である愛媛県伊予郡砥部町。砥部町は愛媛県の中央に位置し、古のロマンを感じる遺跡群や伝統文化、工芸などが多くあることから「アートの里」とも呼ばれています。 砥部町は全国的にも人気がある、国の伝統工芸品指定である砥部焼の産地でもあり、梅山窯をはじめとする100余りの窯元があります。砥部焼は白磁に透き通った藍で描かれた紋様とぼってりと重みのある手ごたえや素朴さが特徴的です。

磁器である砥部焼

砥部焼は陶石から作られています。砥部焼はこの陶石を砕いて粉にした後、水に沈殿させて作った土を原料として作られます。陶石として用いる石には石英や長石などの鉱物成分が含まれている必要があります。砥部焼が作られた初期の頃は同様の成分を含む砥石のかけらを用いたのですが現在では、より器に適した陶石が使用されるようになったのです。

砥部焼の魅力

砥部焼は一つ一つ手作りで作られているためにそれぞれ大きさや絵付けの雰囲気などが若干異なります。そして砥部焼には藍色の紋様が描かれていますがその紋様は様々です。唐草模様に太陽紋、なずな紋などが代表的で、窯ごとに異なったり、若手による素材や伝統的な紋様にとらわれない作品も多く生まれています。

  • 唐草紋とは

    植物のツルを描いたもので躍動感が魅力の紋様です。

  • 太陽紋とは

    太陽とツルがモチーフとなっている紋様です。

  • なずな紋とは

    春の七草にも数えられる野草であるなずなをあしらった紋様になります。

炎の里ではそんな砥部焼の四百年にわたって培われてきた伝統の技、全てをご覧頂くことができます。また、陶芸気分を味わうことのできる絵付け体験もお楽しみいただけますので興味をお持ちの方はぜひ、足をお運びください。広々としたスペースにて大人から子供まで楽しむことができます。愛媛へのご旅行の際にもお気軽にお立ち寄りください。砥部焼の通信販売もしておりますのでお気軽にご購入なさってください。砥部町のほとんどの窯元の商品が取り扱い可能です。ご贈答などの贈り物にもいかがでしょうか。